民宿いたもと 坂本与三松 漁師歴51年。一生現役!商売気そっちのけで海にでる一本釣りの重鎮

三国漁師の最年長。
自ら1本釣りで漁をする傍ら、太公望を的確にポイントまで誘う釣り船のベテラン船長さんとしても
大活躍。早朝3時頃には起床して、船を出せるかどうか海の様子を伺いに、家と浜を行ったり来たり。
どんな日だって、当日民宿で使う料理分の魚は、キッチリ持ち帰るお爺ちゃんのスゴ腕に、 家族一同
たまげっぱなし。 大漁の日は三国漁港のセリ市にも出荷するけど、儲かっても儲からなくても、
そんなことには無頓着。
「お金の為じゃない。」と言い切る真っ黒に日焼けした顔には、海の男の自信と誇りがみなぎっている。

民宿いたもとの日常

民宿いたもとの日常 フォト

きょうも厨房の中は、おじいちゃんの持ち帰った獲物の話でもちきり。
おじいちゃんの漁場は、三国沖34kmに位置する天然魚の宝庫「玄達瀬」。
長年の勘と経験があれば、魚群探知機なんか邪魔なだけ。
特に「ハチメ」を釣らしたら、右に出るものはいない剛腕。